東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、同大学院修士課程修了。札幌交響楽団・東京室内管弦楽団等のコンサートマスターを歴任。2019年カナダ・バンクーバーで指揮者として現代作品の発表を行い、九州作曲家協会より表彰。2021年より東京・福岡で定期的な指揮公演を開催。当団体会長。作曲名義は井財野友人。第1回 現代音楽祭 全曲の指揮を担当。
福岡・九州を拠点に活動する作曲家、演奏家、批評家、そして聴き手のための音楽集団 ——— それが、ギルド・ムジカ九州です。私たちが大切にしているのは、すでに評価の定まった作品だけではなく、いまこの時代に生まれつつある音楽に、同じ時間と場所で立ち会うことです。
作品が生まれる。演奏家が音にする。作曲家が言葉で語る。批評家が記録し、聴き手がそれぞれの感覚で受け取る。その一連の営みを、福岡の地で丁寧に積み重ねていく。それが、私たちの活動の中心にあります。
当団体の活動を支える作曲家たち。 独学・正規教育・領域横断 — それぞれ異なる径で現代音楽にたどり着いた四人の作家を紹介します。

Composer · 作曲家 / 会長
Izaino Yujin
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、同大学院修士課程修了。ヴァイオリンを岸辺百百雄、田中千香士、前橋汀子の各氏に師事。札幌交響楽団・東京室内管弦楽団等のコンサートマスターを歴任。作曲を田村徹氏に師事し、自作曲を継続的に発表。2001年ハンガリー、2003年大韓民国にてソリストとして自作の初演を行う。2019年カナダ・バンクーバーにて指揮者・ヴァイオリン奏者として現代作品の発表を行い、九州作曲家協会から表彰された。日本作曲家協議会会員。

Composer · 作曲家 / 副会長
Goushi Yonekura
1975年愛知県生まれ。作曲家であり、AI研究開発者。幼少期にピアノを学び、現代音楽への関心を深めた。高校時代にはファゴットを中西祥之氏に師事。作曲は独学で研鑚を重ねる。2007年にカナダへ移住後はバンクーバーを拠点に活動し、人工知能研究開発に従事するかたわら、音響分析や数学・計算処理を活用した創作にも取り組む。自作プログラムを作品に取り入れるなど、テクノロジーと芸術を往還する独自の表現を追求している。

Composer · 作曲家 / 理事
Atsushi Terashima
西南学院大学文学部国際文化学科卒業。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員、ピティナピアノステップアドバイザー、九州作曲家協会会員。ジャズピアニスト、作・編曲家。ジャズ理論を田村勝哉氏に師事。代表曲「さびねこのブルース」「どんぐりのブルース」「Sunday Blues」「Pumpkin Blues」など、子供向けのブルース形式練習曲を多数作曲。幼児から小中学生を対象に、ジャズミュージシャンとのインタープレイを体験する「ジャズ発表会」を毎年開催。

Composer · 作曲家 / 事務局長
Mari Miyamoto
福岡県生まれ。5歳から母にクラシックピアノを習い、アコーディオン・ハーモニカ奏者の父という環境の中で育つ。兄は、作編曲家、マルチキーボードプレイヤー、プロデューサーとして活躍する CASIOPEA キーボーディストの安部潤。現在は、ピアノ講師の傍ら、自身の作品制作、テレビやラジオ番組のBGM制作、アーティストや舞台音楽への楽曲提供を行っている。
Die Gilde der Musiker
Kyushu
ギルド・ムジカ九州 / Die Gilde der Musiker KYUSHU は、現代の音楽文化を創造し、発信することを目的として活動する音楽団体です。
2016年、九州にゆかりのある音楽家たちによって始まったこの活動は、演奏会の開催、作品発表、記録の公開、そして音楽家同士の連携を通じて、少しずつその形を広げてきました。
私たちは、現代音楽を限られた専門家だけのものにしたいとは考えていません。
難解である前に、まず音がある。
説明される前に、まず身体が反応する。
そして、その後に言葉が生まれる。
作曲家と演奏家、批評家と聴衆、地域と世界 ——— その間に橋を架けながら、同時代の音楽を開かれた体験として届けていきたい。それが、私たちの願いです。
私たちの演奏会は、作品をただ並べる場ではありません。新しく書かれた作品、あるいは新たな姿で提示される作品を、作曲家自身の言葉とともに紹介し、演奏家がその音を舞台上に立ち上げ、批評家が記録し、聴衆との対話へとつなげていく。
会場に来られなかった人が後から出会うために。遠く離れた国の音楽家や団体に、福岡で生まれている活動を伝えるために。そして、作曲家自身が次の創作へ向かうために。録音・録画・配信を通じて、演奏会の時間をより広い対話へと開いていきます。
ギルド・ムジカ九州 現代音楽祭は、福岡で同時代の音楽に出会うための場です。そこでは、作品は完成品として静かに置かれているのではなく、作曲家の言葉、演奏家の身体、聴衆の集中、批評家の視点によって、いままさに立ち上がっていきます。
九州から発信する、いま生まれる音楽。
指揮・原田大志のもと、福岡を中心に活動する11名のソリストが集う。 作品ごとに編成は変わり、独奏から室内協奏曲、組曲、大編成へと展開する。

東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、同大学院修士課程修了。札幌交響楽団・東京室内管弦楽団等のコンサートマスターを歴任。2019年カナダ・バンクーバーで指揮者として現代作品の発表を行い、九州作曲家協会より表彰。2021年より東京・福岡で定期的な指揮公演を開催。当団体会長。作曲名義は井財野友人。第1回 現代音楽祭 全曲の指揮を担当。

元 響ホール室内合奏団団員。福岡教育大学芸術コースヴァイオリン専攻卒、伊・ペルージャ国際音楽祭ディプロマ取得。北九州を拠点にソロ・室内楽・後進指導。Beethoven Sinfonietta コンサートマスター、Layworld 所属。

熊本県出身。福岡教育大学音楽科卒・同大学院修了。全九州高等学校音楽コンクール金賞、北九州芸術祭優秀賞。日本演奏連盟新人演奏会で九響と共演、広島交響楽団を経て、現在はフリー奏者として演奏と後進育成にあたる。

東京藝術大学音楽学部卒。第2回宗次アンサンブル国際コンクール第2位、第6回ルーマニア国際コンクール室内楽部門最高位。九響、広響、長崎OMURA室内合奏団、北九州グランフィルハーモニーに多数客演。

福岡県出身、東京藝術大学音楽学部楽科卒。第33回福岡県高等学校音楽コンクール弦楽器部門グランプリ、第38回全九州高校音楽コンクール金賞、第72・73回日本学生音楽コンクールチェロ部門全国大会入選。BS『恋するクラシック』ほか出演。

東京芸術大学音楽学部器楽科卒。2008年小澤征爾音楽塾オーディションに合格、オペラ「こうもり」に参加。翌年小澤征爾音楽塾オーケストラプロジェクト中国公演に参加。福岡・九州を中心にオーケストラ・室内楽・指導を展開。響ホール室内合奏団所属。

桐朋学園大学卒。第56回全日本学生音楽コンクール福岡大会高校の部第1位、西日本国際音楽コンクール アンサンブル部門NHK福岡放送局長賞。北九州市ジュニアオーケストラフルート講師。マスター・カラーセラピストの側面も持ち、音楽と色のイベントも行う。

東京藝術大学卒、ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学大学院修了。リヒャルト・ラウシュマン・オーボエコンクール第1位(独)、プラハの春国際コンクール入選・委託作品賞(チェコ)。元グラーツ州立劇場オーボエ奏者。Ensemble Rooom メンバー。

九州管楽合奏団クラリネット奏者。福岡第一高校音楽科・活水女子大学音楽部非常勤講師。福岡を中心に吹奏楽・オーケストラ・室内楽の演奏活動と部活指導・個人レッスンを行う。イラスト「オダミヨ」としても活動。

京都市立芸術大学音楽部卒、ヴュルツブルク音楽大学・大学院修了(独)。日本フィルハーモニー交響楽団、九響に在籍。大分県立芸術文化短期大学非常勤教授、平成音楽大学非常勤講師、九州管楽合奏団、長崎OMURA室内合奏団に所属。

福岡女学院高校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒。第22回福岡県高校音楽コンクールでグランプリ、'06北九州芸術祭で県知事賞(ピアノ部門最高位)、'12 同芸術祭で伴奏賞。九州を拠点にソロ・室内楽・伴奏ピアニスト、後進指導にあたる。

京都市立芸術大学音楽学部卒。卒業後、甲陽音楽学院ジャズピアノ科卒。多数のコンクール入賞、ピティナ指導者賞および特別指導者賞受賞。クラシックからジャズ、アニメ・ゲーム音楽までジャンルを横断、編曲・室内楽・自主企画公演など幅広く展開、九州を拠点に活動。
この活動は、一度きりの企画ではなく、福岡と九州に同時代の音楽が根づいていくための継続的な試みです。私たちは、その歩みを急ぎません。ただし、止めません。
私たちは、作曲家だけの団体でも、演奏家だけの団体でもありません。作品を書く人がいて、その作品に耳を澄ませる演奏家がいる。音を支える人がいて、その場を記録する人がいる。そして、聴き手がいる。
音楽は、言葉だけで説明しきれるものではありません。しかし、言葉があることで、聴いた経験はもう一度考えられるものになります。批評を単なる評価ではなく、創作と演奏に並ぶ大切な営みとして捉えています。
From Fukuoka, outward — to the artists of the world.
福岡で生まれた音楽の記録は、福岡だけに留まる必要はありません。私たちは、録音、録画、批評、記事、オンライン配信を通じて、この地で生まれた創作の姿を国内外へ届けていきます。
カナダをはじめとする北米、そしてヨーロッパの芸術家や芸術団体との接点を活かし、福岡の作曲家、演奏家、批評家が、国外の人々と出会うための入口をつくる。共同制作や共同公演へ発展させる。そのすべては、ある日突然始まるものではありません。まず、確かな記録があり、誠実な紹介があり、互いの活動を知ることから始まります。
芸術は、社会から離れた場所にだけあるものではありません。新しい音楽を聴く経験は、未知のものに向き合う経験でもあります。まだ名前のない感覚を受け取り、すぐには答えの出ないものに耳を澄ませること。それは、技術や産業の現場においても、深い意味を持つ態度です。
当団体は、福岡の芸術界と、テクノロジー、放送、スタートアップ、金融、企業活動に関わる人々との対話も大切にしています。
演奏会の後に交わされる会話から、芸術家だけでは見えなかった視点が生まれる。産業界の人々にとっても、普段の事業領域だけでは得られない発想の源泉となる。そのような静かな交差点を、福岡に育てていきたいと考えています。
芸術が新しい想像力を生み、産業がその想像力に持続可能な基盤と社会への回路を与える。その循環が生まれるとき、音楽の場は、単なる鑑賞の場を超えて、地域の未来を考える場になります。
— 福岡を、芸術と産業が持続可能性をともに考える都市として発信していく。
新しい音楽が生まれ、演奏され、記録され、次の世代へ渡っていくためには、多くの支えが必要です。会場に足を運ぶこと。録画を視聴すること。記事を読むこと。知人に紹介すること。寄付や協賛によって制作を支えること。その一つひとつが、福岡に同時代の音楽文化を根づかせる力になります。
公演、出演、作品発表、批評、取材、録音録画、教育機関との連携、企業・団体との協働、国外団体との交流についてのお問い合わせを受け付けています。福岡から生まれる同時代の音楽を、より広く、より深く届けていくために。どうぞお気軽にご連絡ください。